2012年05月02日
提供者 donor
災いは突然やってきます。
起きる可能性を探ることはできますが
いつ起きるかを予測する事はできません。
できることといえば 起きた時のための
備えと避難の準備でしょう。
災害ばかりじゃありません。
………………………………………………………………………………………………
ついこの前 ハードディスクがいきなり壊れました。
なんの予兆も無く いきなり です
別れの準備もできないうちに です
1.5テラ のハードディスクの中には
僕の 個人データがぎっしり詰まっていました。
幸い 1.5テラがいっぱいになってきたので
2テラのハードディスクを買って
動画系を全てそちらに移しておいた後です。
1.5テラの方には 書類やデザイン素材、デジカメ
それに フィルム写真のスキャンデータ等 ぎっしり
………………………………………………………………………………………………
さて このいつ起きるかわからない災いに
備えとしては ディスクにバックアップをとっておくか
2台のハードディスクにミラー保存をしておくかですが
一度にディスクにバックアップするのはつらい作業になります。
他のハードディスクに移して保存した方が楽です
壊れたデータの復旧サービスというのがありますが
物理的破損のハードディスクのデータ復旧は6万円で
高くはないと思いますが ぼくはあきらめました。
2テラの新しいハードディスクとブルーレイレコーダーを購入
フィルム写真のスキャンデータと最近のデジカメ写真以外は
ほぼバックアップがありましたので再構築
コンピューターのiPhotoにもかなりの画像が残っておりました
上記2点のうち デジカメデータは大変くやしい
なんにも残っていない データの恐ろしさ
フィルム写真の場合データは無くてもフィルムは残っています
大変な作業時間を覚悟すれば それですむ
………………………………………………………………………………………………
他にも いろんな物が壊れました。
そういう時期かも知れません。
ビデオテープのDVD化をまだ終了していません。
VHSは終了、ベータテープは最後の1本をコピー終了直後に壊れ
これはラッキーでしたが
8mmのデッキは 最近 再生後10分くらいで画像がおかしくなる。
時間をおいて こまぎれでコピーしてつなぐなんてことはつらい。
あと10本くらい残っているので また中古デッキを買ってとも思ったが
コピーサービス 1本270円 てとこがあったので こちらを選ぶがよいか
コピーする 時間と手間をかんがえれば このほうがはるかによい。
………………………………………………………………………………………………
ただ このかん 考えた
命のコピーはできない。
体の一部の臓器を提供者から移植して命を延ばす事はできる。
カズオ・イシグロの <私を離さないで> Never Let Me Go という映画
この映画の主人公たちは コピーでありオリジナルのためのバックアップです。
donor ドナーとは 提供者の意味であり
<贈り物をする> という ラテン語からきているそうです。
贈り物 というのは 美しい言葉ですが ドナーには暗いイメージがある
この映画では 提供するために待機させられている 生命が描かれていますが
彼らの体は オリジナルのための肉体です。
体は 自分達のものではないが
自分達が 感じ経験した メモリー は 自分達のものだ
ということを この映画は言いたかったのでは と思います。
それは ぼくたちも おなじことで
ドナーとして 生きている訳ではないが
自分として死ぬ事ができるということであって 死ねば 肉体は無くなります。
ただ 人が死んでも いろんな物が残っています。
その中で なかなか処分できないのが 写真 です。
人が写真とかメモリーに固執するのは 死にたいする恐怖からきているのかもしれない。
あるときの ある場所での スナップ写真は
通り過ぎて 無くなった 過去のメモリーを再生してくれます。
時の死に もう一度 命を吹き込むような感じで
Lost & Found ということか
………………………………………………………………………………………………
このハードディスクの死でいくつものメモリーが亡くなりました
死んだハードディスクは ある意味 柩 のようなものです
中の冷たい金属の円板の上には僕のメモリーが刻まれています。
ですが 死んだメモリーを掘り起こすな と思ったとたん
吹っ切れたというか 気持ちが楽になりました
無くてもいいや あるから 必死で保存し守ろうとする
そのことに 多くの時間を費やして
今を もっと 生きようとしない
墓堀人 に ならない事 想い出の亡霊 にならない事
………………………………………………………………………………………………
8mm ビデオを DVDに移行しているうち
いろいろ 貴重な映像もでてきた。
銀月アパート と 進々堂のビデオが出てきた
銀月アパートの1990年頃の動画はめずらしいでしょう。
管理人の オクセさんとのおしゃべりも映っている
そのうち アップします。
それと 同じ頃ですが 鯖江で行われた
イサム・ノグチの あかり 展のビデオ
今も販売されています AKARI ブランド
こちら です
赤い 日と月 のマーク 明 の 印 がよい
この ビデオは
こちら で
………………………………………………………………………………………………
前回ブログの 助田篤郎さん の 野の花のうた へ行ってきました
ガリ版の実演会のビデオを撮ってきました
スローライフから抜け出たかの 彼のスロートークは
2倍速で見ると丁度よいスピードになります
でも 実速 でお付き合い下さい。
編集が終わりましたら アップしますので しばしお待ち下さい。
ガリ版 を見た事の無い人には貴重かも
起きる可能性を探ることはできますが
いつ起きるかを予測する事はできません。
できることといえば 起きた時のための
備えと避難の準備でしょう。
災害ばかりじゃありません。
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ついこの前 ハードディスクがいきなり壊れました。
なんの予兆も無く いきなり です
別れの準備もできないうちに です
1.5テラ のハードディスクの中には
僕の 個人データがぎっしり詰まっていました。
幸い 1.5テラがいっぱいになってきたので
2テラのハードディスクを買って
動画系を全てそちらに移しておいた後です。
1.5テラの方には 書類やデザイン素材、デジカメ
それに フィルム写真のスキャンデータ等 ぎっしり
………………………………………………………………………………………………
さて このいつ起きるかわからない災いに
備えとしては ディスクにバックアップをとっておくか
2台のハードディスクにミラー保存をしておくかですが
一度にディスクにバックアップするのはつらい作業になります。
他のハードディスクに移して保存した方が楽です
壊れたデータの復旧サービスというのがありますが
物理的破損のハードディスクのデータ復旧は6万円で
高くはないと思いますが ぼくはあきらめました。
2テラの新しいハードディスクとブルーレイレコーダーを購入
フィルム写真のスキャンデータと最近のデジカメ写真以外は
ほぼバックアップがありましたので再構築
コンピューターのiPhotoにもかなりの画像が残っておりました
上記2点のうち デジカメデータは大変くやしい
なんにも残っていない データの恐ろしさ
フィルム写真の場合データは無くてもフィルムは残っています
大変な作業時間を覚悟すれば それですむ
………………………………………………………………………………………………
他にも いろんな物が壊れました。
そういう時期かも知れません。
ビデオテープのDVD化をまだ終了していません。
VHSは終了、ベータテープは最後の1本をコピー終了直後に壊れ
これはラッキーでしたが
8mmのデッキは 最近 再生後10分くらいで画像がおかしくなる。
時間をおいて こまぎれでコピーしてつなぐなんてことはつらい。
あと10本くらい残っているので また中古デッキを買ってとも思ったが
コピーサービス 1本270円 てとこがあったので こちらを選ぶがよいか
コピーする 時間と手間をかんがえれば このほうがはるかによい。
………………………………………………………………………………………………
ただ このかん 考えた
命のコピーはできない。
体の一部の臓器を提供者から移植して命を延ばす事はできる。
カズオ・イシグロの <私を離さないで> Never Let Me Go という映画
この映画の主人公たちは コピーでありオリジナルのためのバックアップです。
donor ドナーとは 提供者の意味であり
<贈り物をする> という ラテン語からきているそうです。
贈り物 というのは 美しい言葉ですが ドナーには暗いイメージがある
この映画では 提供するために待機させられている 生命が描かれていますが
彼らの体は オリジナルのための肉体です。
体は 自分達のものではないが
自分達が 感じ経験した メモリー は 自分達のものだ
ということを この映画は言いたかったのでは と思います。
それは ぼくたちも おなじことで
ドナーとして 生きている訳ではないが
自分として死ぬ事ができるということであって 死ねば 肉体は無くなります。
ただ 人が死んでも いろんな物が残っています。
その中で なかなか処分できないのが 写真 です。
人が写真とかメモリーに固執するのは 死にたいする恐怖からきているのかもしれない。
あるときの ある場所での スナップ写真は
通り過ぎて 無くなった 過去のメモリーを再生してくれます。
時の死に もう一度 命を吹き込むような感じで
Lost & Found ということか
………………………………………………………………………………………………
このハードディスクの死でいくつものメモリーが亡くなりました
死んだハードディスクは ある意味 柩 のようなものです
中の冷たい金属の円板の上には僕のメモリーが刻まれています。
ですが 死んだメモリーを掘り起こすな と思ったとたん
吹っ切れたというか 気持ちが楽になりました
無くてもいいや あるから 必死で保存し守ろうとする
そのことに 多くの時間を費やして
今を もっと 生きようとしない
墓堀人 に ならない事 想い出の亡霊 にならない事
………………………………………………………………………………………………
8mm ビデオを DVDに移行しているうち
いろいろ 貴重な映像もでてきた。
銀月アパート と 進々堂のビデオが出てきた
銀月アパートの1990年頃の動画はめずらしいでしょう。
管理人の オクセさんとのおしゃべりも映っている
そのうち アップします。
それと 同じ頃ですが 鯖江で行われた
イサム・ノグチの あかり 展のビデオ
今も販売されています AKARI ブランド
こちら です
赤い 日と月 のマーク 明 の 印 がよい
この ビデオは
こちら で
………………………………………………………………………………………………
前回ブログの 助田篤郎さん の 野の花のうた へ行ってきました
ガリ版の実演会のビデオを撮ってきました
スローライフから抜け出たかの 彼のスロートークは
2倍速で見ると丁度よいスピードになります
でも 実速 でお付き合い下さい。
編集が終わりましたら アップしますので しばしお待ち下さい。
ガリ版 を見た事の無い人には貴重かも
Posted by hamabeat at 13:57│Comments(1)
│別れの準備
この記事へのコメント
やはりHAMAさんも時間へのささやかな抵抗をしているのですね。
Posted by beatneko at 2012年05月04日 19:38
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