2010年08月05日
まなざしの記憶
今年の夏は 異常に熱い
かつて 経験した事のない熱さである。
梅雨が明けました と発表して以来 ずーっと 熱い。
僕の部屋は 二階にある
階段を一段あがるたびに 一度上がっているような 熱さ
階段は 温度計 のようなものだ。
もっと熱い 中東では 体温より 外気温が熱くなるので
体温を計るのに 体温計でなく 温度計を脇の下に入れることがある
というのを 以前 聞いた事が在るが まさに 体温より 外気温が高くなっておる
孫のふうと や イカリの肌に触れると 冷たくて気持ちいいと 思うくらいの今年の夏
そして 今日、一冊の本が届いた。
Amazon から
佐川急便の若い女性が 汗かきもって届けてくれた。
ピンポン で 若嫁 S が出る
僕も届くのを待っていたので足早に階段を下りる
それよりも早く 孫の ふうと が四つん這いで駆けつける。
ふうと は 若い女性には 眼がない
若嫁 S 曰く 外に出かけて行って おばさんたちが まあ可愛いと言っていても
孫の ふうと 眼もくれない シレーっと 空を見ている
ところが 若い女性がそばにいると
ニコニコと愛想を振りまき 気を引くかのように キャーキャーと気勢を上げるそうな
先を 思いやられる 孫 である。
今日も 愛想振りまき 仕舞いには ニコニコと片手を振って バイバイをする
<うちの孫は 若い美人のお姉さんには めちゃ 愛想いいのよ> というと
悪い気はしないでしょう <ワー可愛い> って 帰り際 喜んで手を振って帰って行きました。
……………………………………………………………………………………………………………………………………………….
さて それから です
いつもの Amazon の ダンボール箱
手にして驚いたのが その 異常な熱さ
そして 箱を開け いつものように 中でシュリンクラックされてるビニールをちぎり
本を取り出して 驚いたのが またその とてつもない異常な熱さ
持てない熱さではないですが いままでこれほど熱い本を持った事がない。
電子レンジで チンして 取り出すシチューみたい
しばらく 扇風機で 冷ましたくらいですから お分かりでしょう。
今年の夏の熱さは 異常であると 実感したのは この本の熱さで ナノ。
この 本の題名が <まなざしの記憶>
なんと Cool な タイトルでしょうか
……………………………………………………………………………………………………………………………
この本は ネットでお散歩してて たまたま 出逢った タイトル なのですが
CDとか レコード でいうと ジャケ買い
この場合は タイトル買い ということになります。
匂う言葉 に つられ つい ワンクリック・オーダー
飛んで火にいる 夏の虫 ですか
著者は 鷲田清一さん という方
写真は 植田正治 さん
写真家の植田正治さんの作品は何度か目にしておりますが
著者の方は 不覚にも知りませんでした。
写真家 植田正治さん 日本人写真家では 類を見ない 作風で
完璧に 計算尽くされた写真をしか 発表しない方です。
当然 写真を撮る時も 自分の想いを 計算し、配置し、構成するというタイプだと思います。
数学的シュールレアリズム とでも言いましょうか
……………………………………………………………………………………………………………………………
カメラは 孤独でクールなハンターの道具 です。
一枚のフレームを瞬間に切り抜く という意味でも
スナイパーの 銃 に似ている。
弾丸は 一発 というやつ です。
……………………………………………………………………………………………………………………………
そこで 映画 ディア・ハンター を想いだしました。
あの映画 なぜ <ディア・ハンター> というタイトルなでしょうか?
Deer Hunter <鹿狩り>
ベトナムに狩り出される前に 友達と数人でいつものように <鹿狩り> に出かけます。
主人公<デニーロ君> マイケル は 一発の弾丸で鹿一頭を仕留める
というプロフェッショナルな信条です。
そして 一頭の鹿を仕留めますが
その時の仕留められた鹿の 何かを訴えかけるような鹿の 眼差し がアップで映されています。
それから ベトナム に移りますが
ベトコンに捕らえられて ルシアン・ルーレット
これも 弾丸一発の 死のゲーム です。
博打という 遊びの舞台 での ゲームであり
それは ベトナム以前の 彼ら若者たちの ハンティング というゲームと同じレベルです。
獲物 と 狩人 という構図でいうと
ベトナム以前は 彼らが 狩人(ハンター)であり 鹿が 獲物でしたが
ベトナムで捕虜になってからは 彼らが 死のゲームの 獲物になったということです。
ベトナムから帰国して 再度友達と鹿狩りに出かけますが
彼は 気高く 孤高に立ちすくす 鹿を 撃つ事ができずに 空に一発の弾丸を 発射します。
獲物 と 狩人 という構図が この時 はじめて 逆転し、崩れて行きます。
谷間をこだまする 残響音が 全てを物語っています。
……………………………………………………………………………………………………………………………
今回も 話が えらくそれてしまいました。
獲物 と 狩人 というお話はまた じっくり 書き込むことにして
戻ります
<まなざしの記憶>
まだ読んでいないので 読後におしゃべりすることにして
僕は どうも <まなざしの記憶> ではなく
<記憶のまなざし> ではないかと 思ってしまう
遠い 記憶の彼方から 何かが 僕を通して あるものを 見ている
そういう まなざし を 感じることが多いのです。
この 異常に熱い 夏 の 真ん中で
かつて 経験した事のない熱さである。
梅雨が明けました と発表して以来 ずーっと 熱い。
僕の部屋は 二階にある
階段を一段あがるたびに 一度上がっているような 熱さ
階段は 温度計 のようなものだ。
もっと熱い 中東では 体温より 外気温が熱くなるので
体温を計るのに 体温計でなく 温度計を脇の下に入れることがある
というのを 以前 聞いた事が在るが まさに 体温より 外気温が高くなっておる
孫のふうと や イカリの肌に触れると 冷たくて気持ちいいと 思うくらいの今年の夏
そして 今日、一冊の本が届いた。
Amazon から
佐川急便の若い女性が 汗かきもって届けてくれた。
ピンポン で 若嫁 S が出る
僕も届くのを待っていたので足早に階段を下りる
それよりも早く 孫の ふうと が四つん這いで駆けつける。
ふうと は 若い女性には 眼がない
若嫁 S 曰く 外に出かけて行って おばさんたちが まあ可愛いと言っていても
孫の ふうと 眼もくれない シレーっと 空を見ている
ところが 若い女性がそばにいると
ニコニコと愛想を振りまき 気を引くかのように キャーキャーと気勢を上げるそうな
先を 思いやられる 孫 である。
今日も 愛想振りまき 仕舞いには ニコニコと片手を振って バイバイをする
<うちの孫は 若い美人のお姉さんには めちゃ 愛想いいのよ> というと
悪い気はしないでしょう <ワー可愛い> って 帰り際 喜んで手を振って帰って行きました。
……………………………………………………………………………………………………………………………………………….
さて それから です
いつもの Amazon の ダンボール箱
手にして驚いたのが その 異常な熱さ
そして 箱を開け いつものように 中でシュリンクラックされてるビニールをちぎり
本を取り出して 驚いたのが またその とてつもない異常な熱さ
持てない熱さではないですが いままでこれほど熱い本を持った事がない。
電子レンジで チンして 取り出すシチューみたい
しばらく 扇風機で 冷ましたくらいですから お分かりでしょう。
今年の夏の熱さは 異常であると 実感したのは この本の熱さで ナノ。
この 本の題名が <まなざしの記憶>
なんと Cool な タイトルでしょうか
……………………………………………………………………………………………………………………………
この本は ネットでお散歩してて たまたま 出逢った タイトル なのですが
CDとか レコード でいうと ジャケ買い
この場合は タイトル買い ということになります。
匂う言葉 に つられ つい ワンクリック・オーダー
飛んで火にいる 夏の虫 ですか
著者は 鷲田清一さん という方
写真は 植田正治 さん
写真家の植田正治さんの作品は何度か目にしておりますが
著者の方は 不覚にも知りませんでした。
写真家 植田正治さん 日本人写真家では 類を見ない 作風で
完璧に 計算尽くされた写真をしか 発表しない方です。
当然 写真を撮る時も 自分の想いを 計算し、配置し、構成するというタイプだと思います。
数学的シュールレアリズム とでも言いましょうか
……………………………………………………………………………………………………………………………
カメラは 孤独でクールなハンターの道具 です。
一枚のフレームを瞬間に切り抜く という意味でも
スナイパーの 銃 に似ている。
弾丸は 一発 というやつ です。
……………………………………………………………………………………………………………………………
そこで 映画 ディア・ハンター を想いだしました。
あの映画 なぜ <ディア・ハンター> というタイトルなでしょうか?
Deer Hunter <鹿狩り>
ベトナムに狩り出される前に 友達と数人でいつものように <鹿狩り> に出かけます。
主人公<デニーロ君> マイケル は 一発の弾丸で鹿一頭を仕留める
というプロフェッショナルな信条です。
そして 一頭の鹿を仕留めますが
その時の仕留められた鹿の 何かを訴えかけるような鹿の 眼差し がアップで映されています。
それから ベトナム に移りますが
ベトコンに捕らえられて ルシアン・ルーレット
これも 弾丸一発の 死のゲーム です。
博打という 遊びの舞台 での ゲームであり
それは ベトナム以前の 彼ら若者たちの ハンティング というゲームと同じレベルです。
獲物 と 狩人 という構図でいうと
ベトナム以前は 彼らが 狩人(ハンター)であり 鹿が 獲物でしたが
ベトナムで捕虜になってからは 彼らが 死のゲームの 獲物になったということです。
ベトナムから帰国して 再度友達と鹿狩りに出かけますが
彼は 気高く 孤高に立ちすくす 鹿を 撃つ事ができずに 空に一発の弾丸を 発射します。
獲物 と 狩人 という構図が この時 はじめて 逆転し、崩れて行きます。
谷間をこだまする 残響音が 全てを物語っています。
……………………………………………………………………………………………………………………………
今回も 話が えらくそれてしまいました。
獲物 と 狩人 というお話はまた じっくり 書き込むことにして
戻ります
<まなざしの記憶>
まだ読んでいないので 読後におしゃべりすることにして
僕は どうも <まなざしの記憶> ではなく
<記憶のまなざし> ではないかと 思ってしまう
遠い 記憶の彼方から 何かが 僕を通して あるものを 見ている
そういう まなざし を 感じることが多いのです。
この 異常に熱い 夏 の 真ん中で
Posted by hamabeat at 21:00│Comments(0)
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