2015年08月11日
庭での悲しい出来事
我が家の南側には小さいながら庭がある
数年前から僕も庭に入り草むしりをしたり
バリカンで枝を落としたり、チェーンソーで木を切ったり
ハーブを植えたりしてなんとなく楽しんでいます
今年の春先は 家族全員でバーベキューをしました
蚊や蜂がまだいない 5月に
今年の夏は 異常に暑いですが
雨が少ないせいか 蚊が少ないです
この庭は 野良猫の通り道でもあり
トカゲや蝉やコオロギがいっぱいいて
秋の虫の音は大変な大合唱となります
三つ葉が群生しますので キアゲハの幼虫がいっぱいいます
いつのまにか 蝶になって ひらひらと優雅に飛んでいます
トカゲの交尾のところを盗み撮りしました
交尾中の横のドクダミの葉っぱが ハート型なのが ニクイ
トカゲがいるからには蛇もいるかなと思っていましたが
うちの庭では出逢ったことがありません
北側の道路を挟んだお向かいの2軒の間から
1メートル以上のアオダイショウが道路に出てきていたのを
見たことがありますし数日後には30センチ位のその子供も目撃しました
街うちの住宅地ですが それなりの環境があれば蛇も住めるようです。
28(ニッパチ)とは人間にとっては商売の暇な月ですが
猫にとっては盛りの月のようで唸り声の応酬が
夜中から明け方まで続きます
その結果 数匹の子猫がうろつき始めます
写真左の猫は眼もまともに見えていないようで
逃げもせず 簡単に捕まえることができた
親猫も見放しているようで もう生きてはいないだろう
…………………………………………………………………
さて 今年の春先から見かけぬ鳥が数羽やってくるようになりました
うちの庭にやってくる鳥の中では大きいほうで
長さは20センチを超えるくらいの茶グレー1色の鳥で
名前が解らないので 解る方は教えて下さい
庭のコブシの木の枝葉の間に頻繁に入るようになり
虫でもとりにきてるのかなと思っておりました が
8月9日日曜日の朝 何やら ざわめきたっておりました
その鳥達のけたたましい鳴き声と羽音で 何事かと思っていました
イカリさん その有様の目撃者で 走って僕の所へ
<猫が コブシの木に駆け上がって 鳥のひなをくわえて逃げていった
あっという間の出来事で私にはどうすることも出来なかったわ>
地上2メーターちょっと位のあんな小さな木の茂みに
まさか 巣を作っているとは思わなかった
脚立に上がって覗き込むと内径10センチあまりの小さな巣がある
なかには一個の小さなウズラの卵大の 卵が一個ある
猫が木に登れないように 急いで下に網をはった
さらに 遠巻きに群れている3匹の野良猫に
思い切り 石を投げ追い払った
でも 小さなひなの鳴き声と親鳥の鳴き声がする
はて まだ一匹 ひな がいるのかも
猫に襲われた時に逃げて落っこちたに違いない
まだ飛べないだろうから どこかに潜んでいるに違いない
あちこち捜しているうちに 洗い場のコンクリートの囲いになかに
ちょんと いるではないか
おいおい こんなとこにいりゃあ 悪党猫どもに喰われるぞ
と 両手でそっと捕まえて 家の中に
眼がまだはっきりとは見えないのか 手を出してもさっと逃げはしない
さて ここからどうするか 考えたが 良い案は浮かばない
とりあえず 巣に戻しておくことにして 二人で買い物に
親が戻ってくれば なんとかなるだろうと思っていた
このへんの 甘さが 後から考えると 我ながら腹立たしい
数時間後買い物から帰ってきて真っ先に巣を見に行く
いない!
また庭を捜索
すると 家の床下の通風口の鉄格子のまえに立っている
たしかに 風も通り 日陰で 涼しいかもしれないが
こんな所にいたら 猫に喰われるぞ と 保護した
再度 とりあえず 巣に戻し 食事をしながらウオッチ
二階の窓にビデオカメラを設置し 最大ズームで撮影しながら
借りてきたレンタルビデオ アメリカン・スナイパー を見る
親鳥はヒナが巣にいるのはわからず 巣に入っても行かない
時々 カメラをオンオフしながらウオッチしていると
ヒナは なにやらもそもそと動きだし 木のてっぺんまで登り
やおら 飛び始めたではないか 親鳥が気が付き後を追いかけた
でも まだ うまく飛ぶ事が出来ないのでだんだん下がっていき
隣の家との境におりた
おッ やばい そこは 猫の通り道だ
二階から 一目散にダダダと駆け下り 外へ
その境のところに またしても だまって ちょこんと立っている
また 保護して 巣に戻す
再度 二階の窓からウオッチしていると
そのうち ようやく親鳥が気が付いて ヒナに餌を運び出した
ああ これでよい 一安心と レンタルビデオを返しにいった
帰って すぐ 巣を覗き込むと いない!
必死で 近辺をさがしたが いない
親鳥も 大きな鳴き声で 捜していた
その 鳴き声は 夜まで続いたが 見つからなかったようだ
明くる日からは親鳥も全く姿を見せず
静かな庭の空虚さが 僕達の心の中と同調している
巣の中の一個の卵は置き去りにされ
猫よけに張ったネットも虚しく風になびいている
日曜日でなかったら僕達は家にいなかったので
できごとは わからないうちに 自然な流れで残酷に進んでいただろう
日曜日のあわただしい 一日
僕達は どうしたら良かったのだろうかと いまでも思う
…………………………………………………………………
事が次々に起こっている最中にベストな答えはなかなか出せないと思う
春先からの鳥の動きと今回の出来事と後の出来事を
時系列で繋ぎ合わせて初めて
その予防と出来事に対する対処ができるようになる
あの時 解っていれば こうしていれば という悔やみは
東日本大震災の被災者がいまでも繰り返し自分に問いかけている言葉だ
同じように ぼくたちも なんだか 激しく落ち込んでしまった
…………………………………………………………………
イカリさんは巣があるんではないかなと思っていたそうですが
僕はあんな 2mあまりの低い場所に巣を作る筈が無いと思っていた
しかし 春先からの彼らの動きを今考えると
巣作りをし 卵を産み 子育てをし と 忙しく動いていたように思う
確かに廻りには木も多く 餌が豊富にある
しかし 野良猫達の通り道であり あの高さでの巣作りは親鳥のミスであると思う
猫達はずっと観察していたのだろう
親を捕獲するのは難しいが 卵からかえったヒナが
まだ飛び立てないその時を ずっと伺っていたに違いない
ぼくが 事が起きてから 猫よけの網をいくら張っても
鳥達には もう安全になったなぞとは解らないことだし
巣は 極めて危険な場所だと 親もヒナも身を以て知っている
僕が網を張り 安全なのは巣だからとヒナを戻したのは間違いだが
でないとしたら どうしたらよかったのだろうか
親鳥は巣に近づかなかったし ヒナも巣を本能的に離れようとしていた
…………………………………………………………………
親が生きていれば 又どこかに巣を作って子を作るだろう
でも 今年はもうだめだな
来年春から準備して 夏にヒナがそだち 飛び立てるようになり
冬前に成鳥になり冬を越す
春夏秋冬 それぞれの季節にそれぞれの仕事がある
来年は もうこんな所に巣は作るなよ
…………………………………………………………………
最後に せめて どなたか この鳥の名前を教えて下さい
お願いします
数年前から僕も庭に入り草むしりをしたり
バリカンで枝を落としたり、チェーンソーで木を切ったり
ハーブを植えたりしてなんとなく楽しんでいます
今年の春先は 家族全員でバーベキューをしました
蚊や蜂がまだいない 5月に
今年の夏は 異常に暑いですが
雨が少ないせいか 蚊が少ないです
この庭は 野良猫の通り道でもあり
トカゲや蝉やコオロギがいっぱいいて
秋の虫の音は大変な大合唱となります
三つ葉が群生しますので キアゲハの幼虫がいっぱいいます
いつのまにか 蝶になって ひらひらと優雅に飛んでいます
トカゲの交尾のところを盗み撮りしました
交尾中の横のドクダミの葉っぱが ハート型なのが ニクイ
トカゲがいるからには蛇もいるかなと思っていましたが
うちの庭では出逢ったことがありません
北側の道路を挟んだお向かいの2軒の間から
1メートル以上のアオダイショウが道路に出てきていたのを
見たことがありますし数日後には30センチ位のその子供も目撃しました
街うちの住宅地ですが それなりの環境があれば蛇も住めるようです。
28(ニッパチ)とは人間にとっては商売の暇な月ですが
猫にとっては盛りの月のようで唸り声の応酬が
夜中から明け方まで続きます
その結果 数匹の子猫がうろつき始めます
写真左の猫は眼もまともに見えていないようで
逃げもせず 簡単に捕まえることができた
親猫も見放しているようで もう生きてはいないだろう
…………………………………………………………………
さて 今年の春先から見かけぬ鳥が数羽やってくるようになりました
うちの庭にやってくる鳥の中では大きいほうで
長さは20センチを超えるくらいの茶グレー1色の鳥で
名前が解らないので 解る方は教えて下さい
庭のコブシの木の枝葉の間に頻繁に入るようになり
虫でもとりにきてるのかなと思っておりました が
8月9日日曜日の朝 何やら ざわめきたっておりました
その鳥達のけたたましい鳴き声と羽音で 何事かと思っていました
イカリさん その有様の目撃者で 走って僕の所へ
<猫が コブシの木に駆け上がって 鳥のひなをくわえて逃げていった
あっという間の出来事で私にはどうすることも出来なかったわ>
地上2メーターちょっと位のあんな小さな木の茂みに
まさか 巣を作っているとは思わなかった
脚立に上がって覗き込むと内径10センチあまりの小さな巣がある
なかには一個の小さなウズラの卵大の 卵が一個ある
猫が木に登れないように 急いで下に網をはった
さらに 遠巻きに群れている3匹の野良猫に
思い切り 石を投げ追い払った
でも 小さなひなの鳴き声と親鳥の鳴き声がする
はて まだ一匹 ひな がいるのかも
猫に襲われた時に逃げて落っこちたに違いない
まだ飛べないだろうから どこかに潜んでいるに違いない
あちこち捜しているうちに 洗い場のコンクリートの囲いになかに
ちょんと いるではないか
おいおい こんなとこにいりゃあ 悪党猫どもに喰われるぞ
と 両手でそっと捕まえて 家の中に
眼がまだはっきりとは見えないのか 手を出してもさっと逃げはしない
さて ここからどうするか 考えたが 良い案は浮かばない
とりあえず 巣に戻しておくことにして 二人で買い物に
親が戻ってくれば なんとかなるだろうと思っていた
このへんの 甘さが 後から考えると 我ながら腹立たしい
数時間後買い物から帰ってきて真っ先に巣を見に行く
いない!
また庭を捜索
すると 家の床下の通風口の鉄格子のまえに立っている
たしかに 風も通り 日陰で 涼しいかもしれないが
こんな所にいたら 猫に喰われるぞ と 保護した
再度 とりあえず 巣に戻し 食事をしながらウオッチ
二階の窓にビデオカメラを設置し 最大ズームで撮影しながら
借りてきたレンタルビデオ アメリカン・スナイパー を見る
親鳥はヒナが巣にいるのはわからず 巣に入っても行かない
時々 カメラをオンオフしながらウオッチしていると
ヒナは なにやらもそもそと動きだし 木のてっぺんまで登り
やおら 飛び始めたではないか 親鳥が気が付き後を追いかけた
でも まだ うまく飛ぶ事が出来ないのでだんだん下がっていき
隣の家との境におりた
おッ やばい そこは 猫の通り道だ
二階から 一目散にダダダと駆け下り 外へ
その境のところに またしても だまって ちょこんと立っている
また 保護して 巣に戻す
再度 二階の窓からウオッチしていると
そのうち ようやく親鳥が気が付いて ヒナに餌を運び出した
ああ これでよい 一安心と レンタルビデオを返しにいった
帰って すぐ 巣を覗き込むと いない!
必死で 近辺をさがしたが いない
親鳥も 大きな鳴き声で 捜していた
その 鳴き声は 夜まで続いたが 見つからなかったようだ
明くる日からは親鳥も全く姿を見せず
静かな庭の空虚さが 僕達の心の中と同調している
巣の中の一個の卵は置き去りにされ
猫よけに張ったネットも虚しく風になびいている
日曜日でなかったら僕達は家にいなかったので
できごとは わからないうちに 自然な流れで残酷に進んでいただろう
日曜日のあわただしい 一日
僕達は どうしたら良かったのだろうかと いまでも思う
…………………………………………………………………
事が次々に起こっている最中にベストな答えはなかなか出せないと思う
春先からの鳥の動きと今回の出来事と後の出来事を
時系列で繋ぎ合わせて初めて
その予防と出来事に対する対処ができるようになる
あの時 解っていれば こうしていれば という悔やみは
東日本大震災の被災者がいまでも繰り返し自分に問いかけている言葉だ
同じように ぼくたちも なんだか 激しく落ち込んでしまった
…………………………………………………………………
イカリさんは巣があるんではないかなと思っていたそうですが
僕はあんな 2mあまりの低い場所に巣を作る筈が無いと思っていた
しかし 春先からの彼らの動きを今考えると
巣作りをし 卵を産み 子育てをし と 忙しく動いていたように思う
確かに廻りには木も多く 餌が豊富にある
しかし 野良猫達の通り道であり あの高さでの巣作りは親鳥のミスであると思う
猫達はずっと観察していたのだろう
親を捕獲するのは難しいが 卵からかえったヒナが
まだ飛び立てないその時を ずっと伺っていたに違いない
ぼくが 事が起きてから 猫よけの網をいくら張っても
鳥達には もう安全になったなぞとは解らないことだし
巣は 極めて危険な場所だと 親もヒナも身を以て知っている
僕が網を張り 安全なのは巣だからとヒナを戻したのは間違いだが
でないとしたら どうしたらよかったのだろうか
親鳥は巣に近づかなかったし ヒナも巣を本能的に離れようとしていた
…………………………………………………………………
親が生きていれば 又どこかに巣を作って子を作るだろう
でも 今年はもうだめだな
来年春から準備して 夏にヒナがそだち 飛び立てるようになり
冬前に成鳥になり冬を越す
春夏秋冬 それぞれの季節にそれぞれの仕事がある
来年は もうこんな所に巣は作るなよ
…………………………………………………………………
最後に せめて どなたか この鳥の名前を教えて下さい
お願いします
Posted by hamabeat at 20:27│Comments(0)
│ボクメンタリー
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