2010年04月04日
騙されることの 耐えられない くやしさ
僕の車にナビはない
僕の人生にもナビは無い。
もともと指図されるのいやなたちだから
………………………………………………………………
家ではテレビはほとんど見ない
ので 車でテレビ番組を見るはずもない
目的地にナビで到着というのも僕には合わない。
なので 僕の車に ナビは搭載されていない。
ナビる というより ナビられる が 嫌
………………………………………………………………
旧い人間ですから 自分の眼で見ないと気が済まない。
でも、自分を信じていると 自分に騙されることだってある。
だから 最近 自分をあまり信じないことにしている。
自分に騙されないために
………………………………………………………………
最近、物忘れが多い。
何かしようとしてその為の道具を探すのに何時間もかかる。
じゃ その道具を沢山揃えておけばと 買いそろえる。
とりあえず その時だけでも間に合えばいい 100均で
でも 100均で買ったものほど 以外と捨てない
で 100均物 あちこちに置いておけば何処かで眼に止まる
でもね それらを使っていけば 使い終われば同じ場所に集中し
これを また それなりに ばらして 分散化して置いておく
これは 僕なりに 大変な 保身術なのです。
たまたま 引き出しとかに 整理して入れておくと
普段そんなことしないので もう何処に有るかワカランようになる
仕舞うことこそ 始末が悪い
だから 整理しないことにした。
眼に止まるとこに 置いておく これが一番
………………………………………………………………
歳取ると 眼も疎くなり 老眼鏡はめないと 何も見えん
最近細かい文字のパッケージが多くて 老眼鏡を掛けてても見えん
レコードのジャケくらいのデカサならいいけど CDのジャケや解説になると
全く見えない。
ので 老眼鏡はめて ルーペで見る
これ 淋しい
でも 最近あったこと
老眼鏡はめてて 老眼鏡を捜していた
これ もっと淋しい。残酷ですらある。
……………………………………………………………………………
さて 前置きはこれくらいにして 本題の ナビのお話 です。
ナビを搭載していませんが
亀岡の友人 K の葬儀 に行った時のお話です。
葬儀はその日のお昼の12時半からの予定で
僕とイカリと、息子と助田さんと4人
ゆったりと長距離を1000円で走れる車を持っていないので
会社のセレナを借りての出陣です。
福井を朝の9時に出れば 遅くとも11時半には着くとタカをくくっていた
………………………………………………………………
順調に走り、目的地すぐ近くのコンビニで 喉を潤し 用を足し
あと30分くらいだから ゆっくり行こうや と出発
ところがです これからが このブログの本題
ここ数年 亀岡の K の家に行ってない
道路も変わっているかもしれん。
ナビって使ったこと無いけど こういう時は便利かもしれん。
と ナビ に頼ることにした。
………………………………………………………………
そこから すぐの所ですが たしかこの辺で曲がったなという所を
ナビはまっすぐの道を冷淡に矢印しています。
私に逆らうと 大変なことになるぞ という モード
黙って わしの言う通りに走れ さもなくば地獄を見るぞ か
でも ナビ君 今まで 通ったことも無いくせに
次の信号を左に 右に と よく指図出来るもんだワ
でも最近、道路も新しいのが出来て 近道の広い道路でも出来てるのかもしれん
ナビの方が頭も新しいし 情報だって最新のもんジャン
と そのまま 言われるままに まっすぐ 走ります
ところが すぐ山道を昇っていくことになりました。
いやこれ ちょっと 待てよ やばいかも と思いましたが
引き返そうにも 道が狭くて 急な坂道で通行量も多く Uターンができない
まあ いいや ナビさま にお任せして 行くとこまで行こか
と もう
ここまでくれば ナビにお任せ 100%のモード になりました。
変換モード って 面白いもので
それまで 自分のスタイルで行動してきたのに
お任せ となると それこそ 自分を消すしかない
主から従 へ 私から 貴方へ
私は貴方に 命捧げますモード になる。
………………………………………………………………
そのうち これって 山の外周を一回りして目的地に着くんじゃない?
と 一応 ナビ様を 心の内で 気が付かれないように 密かに疑いましたが
Walk Don't Run 急がば廻れ
まあ 時間には余裕あることだし ゆっくり 安心 が 一番
きっと ナビ様のことだから 時間は多少かかっても 確実に案内してくれる と
走りに走りましたが なんだか どんどん道は狭く 人家は少なくなっていきます
ンーん ヤナ 予感
そのうち ナビくん 全くの だんまり
モニター画面の地図だって さっきまで 右に左にと勝ち誇ったように矢印出してたのに
画面 真っ白 音声は 無音
なあナビよ いい加減 ワカランでもいいから 喋れや
あとは お任せします くらいのアナウンスでもあれば
お前でもワカランか そうか そうだろ と
こちらが勝ち誇れるじゃないですか
この だんまり は 謝っていない 完全に放棄してる!
さて 騙された と気が付いたときはもう遅い
ナビなんかより この辺の人に聞くのが一番 と
細い山道を登っていくと 行き止まりのバスの折り返し広場に
バスの運ちゃんに 湯谷へはどう行けばいいの? と聞くが
さあな ユ ヤ ? ワカラン そこの道を降りて里の人に聞けば という
バスの運ちゃんなら ここから遠くもない地名くらい解りそうなもんだけど とぼやき
車一台がやっと通れるような急な山道を降りかけたが
なにせ 30度くらいの下り坂
先がL字の道でその先に道があるかどうかわからない
無ければ この30度の坂を バックで登るのはきつい
で 息子に運転を替わり 僕は車から降りて偵察に
道は 嬉しいことに繋がっていて 少し降りると広い道になった
近くで遊んでいた子供たちに 湯谷って知ってる? と聞くと
さあ? 下の部落で聞けば解るかも と
上で車を待たせてあるが この坂を戻るのは過酷だわ と思ったが
まてよ 携帯があるじゃないか
この時ほど 携帯電話のありがたみを思ったことはない。
連絡し 車が降りてきて、同乗し、下の部落まで
都合良く 宅急便のターミナルがあったから
ここで聞けば 一発解るぞ と 車を降りた
ところが
さあ 聞いたことあるとこやけど 多分ちょっと下がった
その道を左に曲がってしばらく行くと たしか 湯谷へ という看板が
あったように思うんやけど ナ
という 実に 曖昧な返事
それほど遠くはない所なのに 宅急便の運ちゃんが解らないというのは
余程の 僻地なのか こいつらが僻地なのか
その道に出たら おお 見慣れた道に出たじゃあ ありませんか
んーん 蘇ってきたぞ この道 この風景 ということで
それから まもなく 到着しましたが すでに 葬儀開始の12時半でした。
なんとか間に合ったものの この1時間半の走りは 何だったのでしょうか?
これ 多分 K の策略 じゃないかと 思ってしまった
おれに 逢いに来るには 遠回りして 時間掛けてくるもんじゃ
すんなり ストレートに 遭えるはずはないだろ
まだ 100年 早い!
エ いくら遠回りしても 100年は こっちの命がもたん
ナビゲーション って 身をゆだねて 安心して 信頼してという
優しいニュアンスの言葉ですが
どっこい 甘い言葉に騙されちゃぁいけない。
どこに連れて行かれるか わかったものじゃない。
それ以来 僕は 頭の疎くなった自分でも
とりあえず 信じることにした。
ナビにも人にも騙された一日でしたが
自分のぼけた頭のほうが かわゆく思えた一日でもありました。
今はもういない 亀岡の友人、K の 夢の話 も
馬鹿の寄せ鍋の話 も そのうちに。
このての お話は やはり カ フ カ 可 不 可
で
カ フ カ お は よ う
お は よ う カ フ カ で す 。
で は
騙すことが得意な ハマG の 完璧 ダマサレタ お話でした。
僕の人生にもナビは無い。
もともと指図されるのいやなたちだから
………………………………………………………………
家ではテレビはほとんど見ない
ので 車でテレビ番組を見るはずもない
目的地にナビで到着というのも僕には合わない。
なので 僕の車に ナビは搭載されていない。
ナビる というより ナビられる が 嫌
………………………………………………………………
旧い人間ですから 自分の眼で見ないと気が済まない。
でも、自分を信じていると 自分に騙されることだってある。
だから 最近 自分をあまり信じないことにしている。
自分に騙されないために
………………………………………………………………
最近、物忘れが多い。
何かしようとしてその為の道具を探すのに何時間もかかる。
じゃ その道具を沢山揃えておけばと 買いそろえる。
とりあえず その時だけでも間に合えばいい 100均で
でも 100均で買ったものほど 以外と捨てない
で 100均物 あちこちに置いておけば何処かで眼に止まる
でもね それらを使っていけば 使い終われば同じ場所に集中し
これを また それなりに ばらして 分散化して置いておく
これは 僕なりに 大変な 保身術なのです。
たまたま 引き出しとかに 整理して入れておくと
普段そんなことしないので もう何処に有るかワカランようになる
仕舞うことこそ 始末が悪い
だから 整理しないことにした。
眼に止まるとこに 置いておく これが一番
………………………………………………………………
歳取ると 眼も疎くなり 老眼鏡はめないと 何も見えん
最近細かい文字のパッケージが多くて 老眼鏡を掛けてても見えん
レコードのジャケくらいのデカサならいいけど CDのジャケや解説になると
全く見えない。
ので 老眼鏡はめて ルーペで見る
これ 淋しい
でも 最近あったこと
老眼鏡はめてて 老眼鏡を捜していた
これ もっと淋しい。残酷ですらある。
……………………………………………………………………………
さて 前置きはこれくらいにして 本題の ナビのお話 です。
ナビを搭載していませんが
亀岡の友人 K の葬儀 に行った時のお話です。
葬儀はその日のお昼の12時半からの予定で
僕とイカリと、息子と助田さんと4人
ゆったりと長距離を1000円で走れる車を持っていないので
会社のセレナを借りての出陣です。
福井を朝の9時に出れば 遅くとも11時半には着くとタカをくくっていた
………………………………………………………………
順調に走り、目的地すぐ近くのコンビニで 喉を潤し 用を足し
あと30分くらいだから ゆっくり行こうや と出発
ところがです これからが このブログの本題
ここ数年 亀岡の K の家に行ってない
道路も変わっているかもしれん。
ナビって使ったこと無いけど こういう時は便利かもしれん。
と ナビ に頼ることにした。
………………………………………………………………
そこから すぐの所ですが たしかこの辺で曲がったなという所を
ナビはまっすぐの道を冷淡に矢印しています。
私に逆らうと 大変なことになるぞ という モード
黙って わしの言う通りに走れ さもなくば地獄を見るぞ か
でも ナビ君 今まで 通ったことも無いくせに
次の信号を左に 右に と よく指図出来るもんだワ
でも最近、道路も新しいのが出来て 近道の広い道路でも出来てるのかもしれん
ナビの方が頭も新しいし 情報だって最新のもんジャン
と そのまま 言われるままに まっすぐ 走ります
ところが すぐ山道を昇っていくことになりました。
いやこれ ちょっと 待てよ やばいかも と思いましたが
引き返そうにも 道が狭くて 急な坂道で通行量も多く Uターンができない
まあ いいや ナビさま にお任せして 行くとこまで行こか
と もう
ここまでくれば ナビにお任せ 100%のモード になりました。
変換モード って 面白いもので
それまで 自分のスタイルで行動してきたのに
お任せ となると それこそ 自分を消すしかない
主から従 へ 私から 貴方へ
私は貴方に 命捧げますモード になる。
………………………………………………………………
そのうち これって 山の外周を一回りして目的地に着くんじゃない?
と 一応 ナビ様を 心の内で 気が付かれないように 密かに疑いましたが
Walk Don't Run 急がば廻れ
まあ 時間には余裕あることだし ゆっくり 安心 が 一番
きっと ナビ様のことだから 時間は多少かかっても 確実に案内してくれる と
走りに走りましたが なんだか どんどん道は狭く 人家は少なくなっていきます
ンーん ヤナ 予感
そのうち ナビくん 全くの だんまり
モニター画面の地図だって さっきまで 右に左にと勝ち誇ったように矢印出してたのに
画面 真っ白 音声は 無音
なあナビよ いい加減 ワカランでもいいから 喋れや
あとは お任せします くらいのアナウンスでもあれば
お前でもワカランか そうか そうだろ と
こちらが勝ち誇れるじゃないですか
この だんまり は 謝っていない 完全に放棄してる!
さて 騙された と気が付いたときはもう遅い
ナビなんかより この辺の人に聞くのが一番 と
細い山道を登っていくと 行き止まりのバスの折り返し広場に
バスの運ちゃんに 湯谷へはどう行けばいいの? と聞くが
さあな ユ ヤ ? ワカラン そこの道を降りて里の人に聞けば という
バスの運ちゃんなら ここから遠くもない地名くらい解りそうなもんだけど とぼやき
車一台がやっと通れるような急な山道を降りかけたが
なにせ 30度くらいの下り坂
先がL字の道でその先に道があるかどうかわからない
無ければ この30度の坂を バックで登るのはきつい
で 息子に運転を替わり 僕は車から降りて偵察に
道は 嬉しいことに繋がっていて 少し降りると広い道になった
近くで遊んでいた子供たちに 湯谷って知ってる? と聞くと
さあ? 下の部落で聞けば解るかも と
上で車を待たせてあるが この坂を戻るのは過酷だわ と思ったが
まてよ 携帯があるじゃないか
この時ほど 携帯電話のありがたみを思ったことはない。
連絡し 車が降りてきて、同乗し、下の部落まで
都合良く 宅急便のターミナルがあったから
ここで聞けば 一発解るぞ と 車を降りた
ところが
さあ 聞いたことあるとこやけど 多分ちょっと下がった
その道を左に曲がってしばらく行くと たしか 湯谷へ という看板が
あったように思うんやけど ナ
という 実に 曖昧な返事
それほど遠くはない所なのに 宅急便の運ちゃんが解らないというのは
余程の 僻地なのか こいつらが僻地なのか
その道に出たら おお 見慣れた道に出たじゃあ ありませんか
んーん 蘇ってきたぞ この道 この風景 ということで
それから まもなく 到着しましたが すでに 葬儀開始の12時半でした。
なんとか間に合ったものの この1時間半の走りは 何だったのでしょうか?
これ 多分 K の策略 じゃないかと 思ってしまった
おれに 逢いに来るには 遠回りして 時間掛けてくるもんじゃ
すんなり ストレートに 遭えるはずはないだろ
まだ 100年 早い!
エ いくら遠回りしても 100年は こっちの命がもたん
ナビゲーション って 身をゆだねて 安心して 信頼してという
優しいニュアンスの言葉ですが
どっこい 甘い言葉に騙されちゃぁいけない。
どこに連れて行かれるか わかったものじゃない。
それ以来 僕は 頭の疎くなった自分でも
とりあえず 信じることにした。
ナビにも人にも騙された一日でしたが
自分のぼけた頭のほうが かわゆく思えた一日でもありました。
今はもういない 亀岡の友人、K の 夢の話 も
馬鹿の寄せ鍋の話 も そのうちに。
このての お話は やはり カ フ カ 可 不 可
で
カ フ カ お は よ う
お は よ う カ フ カ で す 。
で は
騙すことが得意な ハマG の 完璧 ダマサレタ お話でした。
Posted by hamabeat at 18:56│Comments(0)
│ボクメンタリー
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