2018年09月21日
KNZW W673 金沢 Revisited
久しぶりのブログになります
ということは まだ生きているということになります
5月いっぱいで金沢の病院を退院し 6月7日の退院報告/猫ブログ
から ほぼ4ヶ月になります
何事も無く 順調に回復したかというと そうではなく
真逆の道に迷い込んだようであります
………………………………………………………
7月21日(土曜日)
この日は何故か朝早くからエアコンをつけ iMacの分解をし
組み立て終わり、立ち上げて確認していた時のことです
急に胸のあたりに経験したことの無い違和感を感じ
とっさに 前回の手術の影響だろうと思いました
血液が順当に流れているんだろうか? と思うような症状でした
目眩もしてきたので ソファに横になり収まるのを待ちました
この日は土曜日で佐々(イカリさん)が休みの日で
家に居てくれたのが幸いしました
症状は良くなるどころか 少しずつ悪くなりそうな予感がしたので
別の部屋にいる佐々を呼ぶ為に ドアをあけ
<おかあさん しんどい!!>と叫び
そこで一時的に気を失い仰向けに床の上に倒れ込みました
しばらくで 意識が戻り 佐々が119番 通報しているのが見えました
体中 冷や汗で 衣類はびっしょり濡れていました
10分ほどで 救急車が到着し その後10分程度で福井赤十字病院に到着
血圧が高い方で70なので 90に上がるまで点滴をしましたが
2~3時間程かかって90台に回復し CTスキャン
その結果原因が判明しました
<心タンポナーデ> 心臓の廻りに体液や血液がたまり 心臓を圧迫する病気だそうです
福井赤十字病院に心臓外科がありません
何かあったら 金沢の病院に来て下さい とカルテには書いてありますが
急を要するので 福井の県立病院に連絡をとり 救急車で転院
………………………………………………………
その日の夕方 手術
手術は30分程の簡単なもので 前後合わせても1時間ちょっとのものでした
心臓の廻りにたまる液を排出するためのドレンをつけて病室へ
7月23日(火曜日)
22日は何も無かったのですが 23日午前2時頃か
つらくなって起きる。肩で息するような呼吸で 冷や汗もかいている
看護師を呼び医師を呼ぶようにお願いしました
院内には担当医師がおらず 電話連絡したようですが
4時頃 ようやく来てくれて エコーを撮り
病室のベットの上でいきなり手術が始まりました
麻酔も効いておらず しばらく大声で叫びながらの手術
その後手術室で再度手術して病室に戻りました
この時程の傷みと苦しみは これまで経験したことはありません
7月25日(水曜日)
朝1時頃 右肩が痛くて目が覚める
痛み止めを飲んでしばらくすると傷みは収まった
担当の医師が丁度当直で院内にいたので来てくれたが
傷みは収まったので 様子を見ましょうと戻っていきました
午前4時頃 また右肩が痛み始め 目が覚める
痛み止めを頼んだが 1時に飲んで間が空いてないのでと出し渋る
しばらく口論になったが薬を取りにいったが なかなか帰ってこない
そこで ぼくは 気を失った
後のことは何も憶えていない。
佐々 と 息子 には電話で呼び出したらしい
息子の話によると ぼくは 心肺停止状態 だったらしい
当直の医師がなんとか蘇生させ ベットの上で応急手術をしたらしい
医師曰く <意識は戻らないかもしれない、戻ったとしても脳に損傷が残るかもしれない>
その日の午前10時頃か ICUで意識が戻る
姉と家族が見守っていた。喉に人工呼吸器の管が入っているのでしゃべれない
佐々の手のひらに指で字を書く <また 生きてしまった>
幸い 意識は正常に戻り、脳に異常も無かった
心タンポナーデ の手術のドレンの管が細くて詰まったことが原因で
手術の度に 管を太いものにかえていったが 最後 最も太い管で
ポンプ吸引装置付きのもので やっと落ち着いた
治療とリハビリを経て 8月16日に 退院
この時のダメージが最も強く 退院後も息が切れて 長い距離を歩けなかった
………………………………………………………
8月30日(木曜日)
県立病院を退院する頃から胸の中央、首の下あたりにちいさなふくらみがあった
医師は 心タンポナーデの手術で心臓の廻りの水はぬいたが
上の方にも溜まっているのかもしれない 様子を見ましょう
ということだったが 8月30日は福井赤十字病院でCTを撮る予定になっていた
その後そのふくらみは少しずつ大きくなっていったが 8月30日の2~3日前から
急に大きくなりだしたので 8月30日に詳しく見てもらおうと思い病院へ
担当の医師が 見たとたん ビックリして 大動脈瘤 です
今から 金沢の病院に行ってもらいますが 救急車も電車も振動と時間がかかるので
救急ヘリを呼びます。
福井赤十字病院の屋上にはヘリポートがある
金沢の病院にはヘリポートが無いので 近くの自衛隊のグラウンドに着地
待っていた救急車で病院へ
医師やスタッフのチームのみなさんが待ち構えていて
18時より手術 翌朝 4時まで 10時間の手術になった
そのまま ICU へ5日間の治療 一般病棟へ
2週間程 個室だったので 1週間程 佐々が泊まり込みで世話をしてくれました
その後順調に回復していて 現在、4人部屋に移っています
たぶん 今月一杯には退院出来ると思います
この間 お世話になった方々に深く感謝いたします。
長くなってしまったので
今回のブログは これまでに起きた事柄の報告だけに留めます。
次回は 樹木希林さん のことも含めた今回の経験の心の裏側について触れたいと思います。
では なにより みなさまの 健康を願って
ということは まだ生きているということになります
5月いっぱいで金沢の病院を退院し 6月7日の退院報告/猫ブログ
から ほぼ4ヶ月になります
何事も無く 順調に回復したかというと そうではなく
真逆の道に迷い込んだようであります
………………………………………………………
7月21日(土曜日)
この日は何故か朝早くからエアコンをつけ iMacの分解をし
組み立て終わり、立ち上げて確認していた時のことです
急に胸のあたりに経験したことの無い違和感を感じ
とっさに 前回の手術の影響だろうと思いました
血液が順当に流れているんだろうか? と思うような症状でした
目眩もしてきたので ソファに横になり収まるのを待ちました
この日は土曜日で佐々(イカリさん)が休みの日で
家に居てくれたのが幸いしました
症状は良くなるどころか 少しずつ悪くなりそうな予感がしたので
別の部屋にいる佐々を呼ぶ為に ドアをあけ
<おかあさん しんどい!!>と叫び
そこで一時的に気を失い仰向けに床の上に倒れ込みました
しばらくで 意識が戻り 佐々が119番 通報しているのが見えました
体中 冷や汗で 衣類はびっしょり濡れていました
10分ほどで 救急車が到着し その後10分程度で福井赤十字病院に到着
血圧が高い方で70なので 90に上がるまで点滴をしましたが
2~3時間程かかって90台に回復し CTスキャン
その結果原因が判明しました
<心タンポナーデ> 心臓の廻りに体液や血液がたまり 心臓を圧迫する病気だそうです
福井赤十字病院に心臓外科がありません
何かあったら 金沢の病院に来て下さい とカルテには書いてありますが
急を要するので 福井の県立病院に連絡をとり 救急車で転院
………………………………………………………
その日の夕方 手術
手術は30分程の簡単なもので 前後合わせても1時間ちょっとのものでした
心臓の廻りにたまる液を排出するためのドレンをつけて病室へ
7月23日(火曜日)
22日は何も無かったのですが 23日午前2時頃か
つらくなって起きる。肩で息するような呼吸で 冷や汗もかいている
看護師を呼び医師を呼ぶようにお願いしました
院内には担当医師がおらず 電話連絡したようですが
4時頃 ようやく来てくれて エコーを撮り
病室のベットの上でいきなり手術が始まりました
麻酔も効いておらず しばらく大声で叫びながらの手術
その後手術室で再度手術して病室に戻りました
この時程の傷みと苦しみは これまで経験したことはありません
7月25日(水曜日)
朝1時頃 右肩が痛くて目が覚める
痛み止めを飲んでしばらくすると傷みは収まった
担当の医師が丁度当直で院内にいたので来てくれたが
傷みは収まったので 様子を見ましょうと戻っていきました
午前4時頃 また右肩が痛み始め 目が覚める
痛み止めを頼んだが 1時に飲んで間が空いてないのでと出し渋る
しばらく口論になったが薬を取りにいったが なかなか帰ってこない
そこで ぼくは 気を失った
後のことは何も憶えていない。
佐々 と 息子 には電話で呼び出したらしい
息子の話によると ぼくは 心肺停止状態 だったらしい
当直の医師がなんとか蘇生させ ベットの上で応急手術をしたらしい
医師曰く <意識は戻らないかもしれない、戻ったとしても脳に損傷が残るかもしれない>
その日の午前10時頃か ICUで意識が戻る
姉と家族が見守っていた。喉に人工呼吸器の管が入っているのでしゃべれない
佐々の手のひらに指で字を書く <また 生きてしまった>
幸い 意識は正常に戻り、脳に異常も無かった
心タンポナーデ の手術のドレンの管が細くて詰まったことが原因で
手術の度に 管を太いものにかえていったが 最後 最も太い管で
ポンプ吸引装置付きのもので やっと落ち着いた
治療とリハビリを経て 8月16日に 退院
この時のダメージが最も強く 退院後も息が切れて 長い距離を歩けなかった
………………………………………………………
8月30日(木曜日)
県立病院を退院する頃から胸の中央、首の下あたりにちいさなふくらみがあった
医師は 心タンポナーデの手術で心臓の廻りの水はぬいたが
上の方にも溜まっているのかもしれない 様子を見ましょう
ということだったが 8月30日は福井赤十字病院でCTを撮る予定になっていた
その後そのふくらみは少しずつ大きくなっていったが 8月30日の2~3日前から
急に大きくなりだしたので 8月30日に詳しく見てもらおうと思い病院へ
担当の医師が 見たとたん ビックリして 大動脈瘤 です
今から 金沢の病院に行ってもらいますが 救急車も電車も振動と時間がかかるので
救急ヘリを呼びます。
福井赤十字病院の屋上にはヘリポートがある
金沢の病院にはヘリポートが無いので 近くの自衛隊のグラウンドに着地
待っていた救急車で病院へ
医師やスタッフのチームのみなさんが待ち構えていて
18時より手術 翌朝 4時まで 10時間の手術になった
そのまま ICU へ5日間の治療 一般病棟へ
2週間程 個室だったので 1週間程 佐々が泊まり込みで世話をしてくれました
その後順調に回復していて 現在、4人部屋に移っています
たぶん 今月一杯には退院出来ると思います
この間 お世話になった方々に深く感謝いたします。
長くなってしまったので
今回のブログは これまでに起きた事柄の報告だけに留めます。
次回は 樹木希林さん のことも含めた今回の経験の心の裏側について触れたいと思います。
では なにより みなさまの 健康を願って
Posted by hamabeat at 15:39│Comments(0)
│ボクメンタリー
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