穴あきブーツ
Mary Gauthier
今日はアメリカのオルタナ・カントリー畑の
シンガー・ソング・ライター(SSW)
Mary Gauthier について
一番新しいアルバムは
Between Daylight and Darkというタイトルです。
Joe Henryのプロデュースということもあってか
以前のアルバムとはすこし変わってきています。
曲もマイルドな感じになり、荒削りなところが少なくなってきた。
バックの演奏もバランスのとれた渋いサウンドです。
この人のアルバムで最初に聞いたのが Mercy Now でした。
このアルバムは結構ヒットしたようです。
それ以来全てのアルバムを聞きましたが
この人のスタイルには頑固な姿勢を感じます。
決してルーツなミュージックではないですし、
他の人のカバーもほとんどしていません。
ただ自分の想いを淡々と歌ってくれます。
歌とギターのフィンガー・ピッキングは どちらかというと
ジョン・プラインに似てるかな と思います。
さてこの Between Daylight and Dark の中に
The Last of the Hobo Kings という曲があります。
調べてみたところ 実在で最近亡くなった方のようですが
Steam Train Maury という人のことを歌っているようです。
写真をみても解るように 根っからのHoboといった感じです。
勿論、左のムシロみたいのを持った おじいさんですが
右の人は天敵の鉄道会社の方でしょうか
時を経て仲良く記念写真といったところかな?
最近 Boho という言葉をよく見かける様になり
気になって検索してみたのですが
BOHO いうのは、ボヘミアンとSohoを合成した言葉のようで
Boho-Chic という言葉もあるようです。
Hobo にもザックやハットや靴にHobo の名のつくものがありますが
ファッションって何でも飲み込んでクロス・ブリードなものを
作るのが好きなようです。
Boho って女の子のおしゃれでシックな Hobo スタイルといった感じかな?
Mary Gauthier の写真に さきっちょに穴が開いていて、相当履き込まれた
カウボーイ・ブーツが映っています。
よく似たブーツですが イカリさん 以前にフリーマーケットで
50円で写真のブーツを買ってきましたが、靴底を張り替えるのに
3000円かかったとボヤいておりました。
このローカットのカウボーイ・ブーツは彼女のお気に入りで
革ジャンきたときはよくこのブーツを履いてます。
前のオーナーも相当履き込んでいたようで
よい味がでていますが穴のあくまで履いていってほしいものです。
そういえば K.D. Lang も以前、筒部分をぶった切ったスニーカータイプの
ボロボロのカウボーイ・ブーツを自慢して履いていました。
愛着のあるものはなかなか手放せませんね。
彼女右腕にイカリマークの入れ墨してるのです。
YouTube でちょっと太ってきた K.D. Langくん
Leonard Cohenの Hallelujahを歌ってました。
Leonard Cohenは最初のアルバムからずっと聞いています。
このHallelujahは沢山の人がカバーしています。
ジェフ・バックリーのカバーが最高ですが
K.D. Langの歌もなかなかよいです。
Mary Gauthierからいろんな話になってしまいましたが
Leonard Cohenもチェルシー・ホテル絡みでそのうち書いてみます。
お楽しみに。
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