Songs Of Resistance
年の瀬 です
今年最後のブログになります
今日は 久々に 音楽のお話です
Marc Ribot(マーク・リボー)の 〈反トランプ〉をテーマにした新作
<Songs Of Resistance 1942-2018> というアルバム
レジスタンスの唄をトム・ウェイツ、ミシェル・ンデゲオチェロ、スティーヴ・アール等と演っています
まず Meshell Ndegeocello の The Militant Ecologist (based on Fischia II Vento)
次に Tom Waits の Bella Ciao (Goodbye Beautiful)
これは イタリアのパルチザンによって歌われた唄です
次に ゴラン・ブレゴヴィッチ(Goran Bregović)による Bella Ciao ライブ この動画は何故かリンクされないのでYouTubeで見る設定になります
サラエヴォ(ユーゴスラビア、現ボスニア・ヘルツェゴビナ)出身の作曲家だそうで
推測ですが ロマ(ジプシー) の血を引いているように思えます
パリでのライブのようですが観客の盛り上がりがすごく
国境を越えて欧州全土の人々に根付いた唄のように思えます
Marc Ribot は ロック、ジャズ、ブルーズ、ラテン、現代音楽とノージャンルで無国籍
前衛的、アヴァンギャルドなインプロビゼーションを過激に展開するミュージシャンです
トム・ウェイツのアルバムには数多く参加しています
彼のカフェでの即興 Marc Ribot and Alex Simon - Dark Eyes
次は Ara Malikian(アラ·マリキアン) アルメニア系レバノン人 だそうです
ヴァイオリンの奇才でこの人も推測ですが ロマ(ジプシー) の血を引いているように思えます
クラシック、ロック、フラメンコ、タンゴ、ラテンとノージャンルで無国籍
まず Ara Malikian Making of "The Incredible Story of Violin"
次に Ara Malikian tocando en la calle - Madrid マドリードの路上でのパフォーマンス
最後に Ara Malikian Palau de la música 2014
今年の<災>をこれで笑い飛ばしましょう
彼の演奏はクラシックの枠に収まるものではなく劇場の舞台の上で静かにきかせるタイプでもありません
路上やお祭りの場で皆と手を叩き足踏みをし踊りながら楽しむ音楽だと思います
大地や民衆と一体になった血の通った音楽で その意味でレジスタンスの音楽かもしれません
この人の超絶技巧は YouTube に沢山出ています
是非 楽しんでください
では よいお年を
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