みなさん 明けましておめでとうございます
と 言いたい所ですが ちょっと先行き不透明
霞にかかった KAFKA の城 のように
おぼつかない 幕開けになりました
今回のお年賀の女性 は イカリさんのお母さんの 若い頃の写真
もとは 白黒の写真ですが 彩色し編集しました
大正生まれの 大正ロマン美人です
東京に生まれ 東京大空襲と関東大地震にあい
福井に嫁いできて 福井の大地震に合い
そんな激動の昭和を生き抜いてきた女性でした
僕にとっては 都会的で さばさばした 魅力的な方でした
さて 去年 一年 いろいろな事がありました
第一に アメリカの次期大統領にトランプが当選した事
アメリカの本音というか 暗部が露呈したニュースでした
そして アメリカの衰退を 力で押し戻そうという動きでもありました
で 移民 難民を 阻止すると トランプ君 おっしゃいますが
あなたたち白人は 移民の末裔じゃないですか?
もともとこの大陸に住んでいた ネイティブ・アメリカンを騙し殺戮し
土地も尊厳も奪い これが我々の土地だと居座り続けて現在まできた。
そして ディランが歌った With God On Our Side 神の加護で
という内容のとおり 全ては 私たちだけの神によって私たちだけが守られてきた
すべて神による正義の戦いであると 自分達の行いを正当化してきた
あたかも 私たちがやったんじゃない
神の意志の元にやったんだ という すりかえと正当化 を ずっとやってきた
それは アメリカだけの話ではありません
欧州では IS からの大量の避難民とISのテロ それに対する EU の反応
それに関連して イキリスの EUからの まさかの離脱
この まさか が イギリス そして アメリカで起こりました
欧州全体の動きを見ても 極右政党の台頭 は 顕著です
昨年の世界の動向は 見せかけの民主主義
いろんな国に手を差し伸べて 援助して という 時代が終わり
そのための 壁 関税 等で ブロックし
自国の繁栄のみに 力と資金を注ぐ
そして 民族主義の台頭 他民族の排除 抑圧 分離
果ては 抑圧から 殺戮 に至る道を また 辿ろうとしている
20世紀 は 二つの大きな世界大戦がありました
これは 産業革命 から始まる
大量生産 大量消費 の動きをベースにしています
それ以前の 手による 生産と交換 移動 ではなく
機械 マシン による 生産 移動 に変わります
それは 二つの大きな世界大戦 によって 加速されます
マシンによる 大量殺戮、大量破壊、大量難民の産出
そして 最終兵器 核を持つ事によって 第三次世界大戦は止められているが
代理による戦争が 各地でいまなお起きています
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一方 国内では 毎日のように報道されているのが
高齢者による 車の迷走、盲走、暴走、逆走
自動運転とまではいかなくても 自動ブレーキくらいは急ぐ必要がありそうです
今年以降 ますます増えそうな気がします
僕にとっても 人ごととは思えません
それと 小さな子供への虐待と殺人
いじめによる 間接的な殺人
ストーカーによる 殺人
あまりにも 多すぎる年でありました
負のニュースがあまりに多い年だったように思えます
今年は果たして どのような年になるのか見守るしか有りません
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音楽番組を聞いて 最近 追悼番組が増えています
これも ますます 加速するのは間違いないです
僕たちが あの当時 憧れて聞いていた人達が
次々と亡くなるようになりました
レナード・コーエンもレオン・ラッセも亡くなりました
ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ヴァン・モリソン、トム・ウェイツ
くらい 残って 今なお頑張っております
そういえば Bob Dylan のノーベル文学賞受賞 は サプライズでした
これに関しては 別ブログでおしゃべりします
この ノーベル文学賞受賞 のおかげで
ディラン特集の放映が沢山ありましたが 中でも
貴重な映像は 東大寺コンサート です
これは 当時リアルタイムで 放映を見ていて ヴィデオ録画をしたつもりですが
なんにも映っていなかったという惨めな思いがあります
ただ この放映は NHK だったと記憶していますから
NHKのどこかに眠っているはずなので 発掘してくれれば
そう 長い間思っていました
これが 今回 放映されたのが お宝でした
でも このコンサート ライ・クーダーと 喜納昌吉&チャンプルーズが
出演してました これも見たいですが 当然ディラン特集なので放映されませんでした
残念です
この間 ディランの数多くのビデオを見ました
ディラン特集は またの機会にブログにアップします
では 今年 皆様 良いお年をお迎えください