2014 お年賀
2014年 明けましておめでとうございます
今年の年賀状は ランボオと宮澤賢治の言葉達です
ランボオの詩集は小林秀雄訳の小さな 岩波書店の文庫本
若い頃はいつもポケットに入れていた。
地獄の季節 と 飾画(イルミナシオン)の2編の散文詩
昔の文庫本には 表紙をめくるとこの写真が付いていたが
いつの頃からか 無くなってしまった。
オイルショック以後かもしれない。
友人から送られてきたランボオの2枚のはがき
上記白黒写真を元にした絵です
2枚共 よく似ていますが 微妙に違っている。
そして ランボオの筆跡と絵
クセジュ文庫で 題名は忘れたが ランボオの足跡を書いた本があり
彼がパリからマルセイユまで歩いたりする足跡の記述を
ランボオの詩を織り交ぜながら書いてありました。
大変面白い本でしたが失くしてしまいました。
もう一度手に入れて読みたい本です。
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去年買ったものに WACOMの inkling というものがあります
見た目 ボールペンか ペンタブのペンですが
紙に小さな受信ボックスをはさみ
このペンで書いていくと デジタルデータ化されます
イラストレーターのベクトルデータと
フォトショップの600dpiの画像データ
この両方のデータとして保存され
コンピュータの上記ソフトで 編集加工ができます。
しかも レイヤーとして作成できるのがありがたい
手の復権 アナログなデジタルという 感じで
デジタルカメラでいかにアナログ表現をするか
というのと似ています
今年 活躍してもらいたい 文具ツールです。
まだあまり 書いていませんが
イカリさんの絵と
魚人間 の絵です
デジタルデータだけじゃなく
紙に書いたボールペンの絵も残ります
最初は手書き
そして タイプライター
次は ワープロ (Word Processor)
今 コンピューター
そして登場したのが この inkling
もちろん お絵描きが主でしょうが
僕の場合 詩を書いたり落書きに使いたい
アポリネールのこんな詩とか
ディラン・トマスのこんな詩とかのように
行や列の並びに制約されない
スペースを自由に使ったポエム
言葉達が魚のように泳いでいる感じ
そして 文字の書体は 僕固有のものだ
ということで
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