助田シルクスクリーン工房
福井 東郷にある 助田シルクスクリーン工房 に行ってきました。
今年、10月23日(土曜日)から11月3日(祝日)に
大野市の大野城で開かれる 愛嘔の展示会
<虹男 虹女 が 大野城に現れた>
それに向けて 虹男 虹女の この2柄 のTシャツを作り
助田さんちへ 納品 です。
これだけの色数になってくると 版作ってプリントする訳にはいかない。
やはりインクジェットでのプリントになります。
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愛嘔のポスター作品は 過去この助田シルクスクリーンでずっと刷られています。
オフセット印刷でなく シルクスクリーンによる プリントです。
ご存知のように 愛嘔氏の 虹シリーズは
色数がハンパじゃない。
シルクスクリーンでプリントとなると
色の数だけ版を作らないていけない。
この気の遠くなる色数の 製版とプリントを 助田さんはずっとやってこられた。
緻密で根気のいる職人仕事であり
助田さんは 職人の鋭さ を隠し持っているが
表情は 穏やかで 優しく慈愛に満ちている。
最近 お父さんに だんだん 似てきた。
以前の 野の花Tシャツブログ に書いた
鯖江の 助田茂蔵さんの 息子さんであり
助田篤郎さんの お兄さんです。
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鯖江の助田家は 謄写版による精細で多色使いのプリント
東郷の助田さんは シルクスクリーンによる精細で多色使いのプリント
同じ 孔版の カテゴリー になりますが
表現のニュアンスは 違ってきます。
東郷の助田憲亮さんのアトリエは 真っ白の内外装の洋風の工房
鯖江の助田篤郎さんのお宅は 昔の遊郭の純和風の 建物
どちらの建物も 味わい深く そして お二人とも 奥深い優しさをもっている。
助田茂蔵さんと小芳さんの血縁と影響を感じます。
東郷の助田憲亮さんとは 以前から製版やプリントの仕事でお付き合いしていましたが
鯖江の助田さんご一家とは ここ10年くらいのお付き合いになります。
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さて 東郷の 助田シルクスクリーン工房 の写真です。
今回の大野城展示会用に作ったサンプルTシャツを着てお仕事されていました。
朝日煉炭株式會社 の 腰巻き前掛けが 良いです。
となりは 弊社 TK君 期待の星
コーヒーを 入れて頂き しばし 雑談
プリント用の手刷りの平台が沢山並んでいます。
愛嘔の額入りシルクスクリーンプリントの横に
助田茂蔵さんの 野の花の直筆の絵も 飾ってあります。
次は 汚れ防止のダンボールに付いたインクの上に
愛嘔氏が インクを垂らして作った1枚きりの作品で
サインの横に 88(1988年)と書かれています。
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大野城で開かれる 愛嘔の展示会 楽しみです。
この頃には も少し 涼しくなっているでしょう。
それにしても いつまでも熱い夏です。
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染型工房 横山工藝
タペストリー、暖簾 等 大判プリントは
オーダー ぷりんと屋
よさこい、祭り、ステージ衣裳のプリントは
オーダー よさこい屋
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