Tシャツは 移動するメディア である
移動するメディアを展示する壁 WALL としてのTシャツ
しかも着て動き廻る 壁
白壁 赤壁 黒壁 紺壁
色は限りなく豊富である
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Dylan の歌に カントリータッチな Wallflower というのがある。
Wallflower とは ダンス会場で 相手のいない女の子のことをいう
誘ってくれる男がいなく 壁を背に突っ立ってる もてない女の子
壁の花
花を持たせた ネーミングです。
相手のいない もてない男を
壁のシミ と呼ぶそうですから
花なら いいですよね
これは 壁にまつわる 余談でした。
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Tシャツに 手描きの絵、コラージュ作品、押し花 等々
プリントして 着て歩く いろいろありますが
さて 今回は 写真です。
お気に入りの写真をTシャツに 印画する。
写真を趣味にしている人はたくさんいますが
最近は パーソナル な アート写真家 が多く
レトロな 銀塩カメラ をぶら下げている女の子も多い。
トイカメラもたくさん出ていて 手軽な遊び道具です。
デジタルばかチョン、携帯カメラ に飽きた人の
ちょっとお洒落な小道具といったところか
バックに忍ばせた 口紅とちっちゃなカメラ
でも やはり ただプリントして眺めたり
部屋にピンナップしたり 写真帳にファイルしたり
私的に楽しむより もっと街に出る 宣伝する 展示する 自慢する
これ Tシャツほど 格好のアイテムは無いでしょう
洗濯して Tシャツをロープ干ししていても
物干し台 は 風に吹かれる 展示会場 に変わります。
着込んでシャツ が ボロボロ になっても
写真の部分を切り抜いて額に入れて飾る。
色褪せ、ほつれがあって、すり切れていても
その方が味があるし なにより 歴史 っちゅうものを感じるじゃないですか
アイテムは Tシャツ ばかりじゃありません。
トートバック、Gジャン、風呂敷、バンダナ、ランチョンマット
タペストリー、カメラバック 布素材であれば 何でもいい。
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プリントするモチーフは何でもよい
自分の 愛用のカメラの写真 でも、写真のコラージュ でも
彼女の写真 でも 自分のポートレートでも
自分のお気に入りの写真達を 眠らせておいてはいけない。
ランボオの 詩の一節じゃないが
< 眼を覚ませ! もう 真昼だ >
さて 前置き長くなってしまいましたが
始めましょう フォトT作り
まづ、 お気に入りの写真を用意します。
でも 写真だけをプリントしてもつまらない
写真を納めるフレームを準備。
写真をはめ込んで
ノイズを乗せ
ロゴ、サイン を乗っけます。
マスキングテープを貼って 出来上がり
Tシャツの色を変えてみる 次は赤T
黒Tシャツに インクジェットでプリント
濃色Tにも このように 白をプリントできる。
白い印画紙に 現像 定着 印画 するのです。
次は別のポラフレームで作成
以上 作成はフォトショップにて
プリントは 白インク搭載のインクジェットプリンターにて
自分の写真をポラロイドのフレームに入れてサインを書き込むといったことを
無料で自動処理してくれるサイト Polaroid stvle もありますし
Flickr には ノイズやレンズのダスト などの素材がありますので
それらを 利用すれば 簡単にできます。
次は Polaroid stvle でポラロイド風に加工したものです。
前回のブログの写真 夕暮れ空の飛行機雲をモチーフにして
Tシャツは 移動するメディア である ということで
写真印画のTシャツは 僕の肉体を駆動する
街へ出よ! 眼を覚ませ! と
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