FKIAKR 180410 福井Report 下界通信
福井の自宅に帰宅してからしばらくになります
今まで たった一つの流れの中で生きて来たと思っていた自分
別の流れと環境の中に突然放り出されたときに
今まで 幸せに 何事もなく 生きて来た自分が
はたして それでよかったのだろうか という 想いを抱くようになり
自宅に 戻って来て むしろ空虚感 を感じるようになりました
この2週間あまりの 自宅での しばらくの時間が
いままでの 何十年という時間の積み重ねに勝てるわけもなく
すぐに 過去の日常に すっぽりと飲み込まれ
長い年月の連続のように ずーと このスタイルで生き続けてきたような
奇妙な錯覚に落ち入ります
ぼくが 長くねぐらにして来た巣の中に
何の違和感もなく 滑り込み 長年の夢の続きを見ているような
そういった 感覚です
たぶん 天空と下界 金沢と福井 日常と非日常
自由と半自由 解放と抑制 といった 二重の生活の中で
むしろ とらわれ 抑制された中にこそ 本当の自由や解放はある
自由の中に生きていて 自由の意味は わからないと思う
ある 著名な 哲学者だったか思想家が言っていた言葉を思い出す
たしか <資本主義は歴史的必然で共産主義に移行するだろう
という要項を読んで 必然でそうなるんだったら 自分はなにもしなくていい
自然に そうなるのだったら ただ 待っていれば良い>
ということを言っていたと記憶している
僕には プロセス が大事で 結果勝とうが 負けようが
そうなろうが ならなくなろうが その戦いのプロセスの中で
自分が 何を経験し 何を学び なにを勝ち取り 何を自分のものにして来たか
そのことの方が大事で そこで得たものは 自分のものとなり
また いつか 大きな局面の時に 力になる とおもいます
ただ 他に 結果をゆだねて その結果に無傷で乗っかろうという
戦いを避けて来た者 に 最も大切なものをつかみ取ることはできない
4月12日に 金沢で手術の為の入院になります
最初に PET 検査をしてからの 入院になります
1週間 検査をして 4月18日に 大きな手術になりなります
多分 5月の連休が終わってからの退院になると思います
手術が終わり パソコンに向かえるようになったら
また ブログにて 報告をします
退院するまで どなたも お見舞いや面会には来ないで下さい
術後は 抵抗力、免疫力が 低下していますので 感染を防ぐ為です
退院後 福井に帰ってからまたお会いしましょう
今回 福井に帰って やりたかったことの一つ
オールド・レンズ で写真を撮る事
OLYMPUS OM-D に Canon の50mm f:1.8 のレンズを付け
ボカシて撮った 写真を掲載します 孫のキララと イカリさんです
では また
次は 金沢からのレポートになります
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